CHI’s FXdiary

自分の記録として綴っていきます。

2019年 3月 8日 娘の話 

皆さまお疲れ様です^^

 

今日は娘の受験の話を。。。

 

さかのぼること3年前。どうしても行きたいという私立の高校に入学。

どの学年でもひとクラスだけある特進に入り、国公立への合格を目指す生活の始まり。

 

私自身、行きたい大学に行けばいいと思うし、受験であまり苦しまないような方法で

大学が決まればいいな~くらいののんびりとした気持ちでした。

 

1年生の間は恋もしたし、クラブ(軽音部)でドラムをがんばったり充実した日々も過ごせていたようだけど、2年生になった頃からクラスの空気がピリッとし始め、課題や小テストの勉強に追われ、でも週3回のクラブは休むことなく行くという忙しさ。

 

クラブで仲間と演奏している時が一番楽しい時間。今考えたら、そこで娘はバランス取れていたんだな・・・って思います。

 

模試の結果や定期テストの結果で苦手を克服するための課題がまた出たり、講習の毎日。

 

しょっちゅう友達たちとプリクラ撮ったり、カラオケ行ったり、ユニバ行ったり、買い物に行ったりしていたのが、予習や課題、クラブの忙しさで我慢して、とうとう3年生になるころには、ほとんど出かけなくなっていた。

クラスの雰囲気が受験モードで、手を抜けない状態。

 

クラブを引退した後は、家に帰ると私とダイニングテーブルを挟んで向かいに座り勉強をする娘。

私はノートパソコンでトレードしたり、勉強したりと、ずっと側にいる感じ。

 

苦手だった世界史。

3年生で担当してくれた先生の面白い授業のおかげでとてもはまってしまったようです。

特にヨーロッパの歴史にすごく興味を持ち、テーブルの向かいに座るトレードで顔をしかめてる私に、延々と中世ヨーロッパの歴史をアウトプットしてくれる。(苦笑)

あとで感想聞いてくるので私は必死(汗)

(そのため利確し損ねた~ってことも何度か。。。)笑

 

苦手だった数学。

私学の高校なのに、担任の先生から数学だけ塾を勧められた。

あら。そんなにダメなのね・・・数学(汗)

個別指導型の塾にしばらく通うも、どうも塾は性に合わないらしく、家で勉強したいと言ってきて通信のものに切り替えました。それが娘には合っていた様でわからないことを次々克服していく。解けて嬉しかった問題は、これまた目の前にいる私にアウトプットしてくれるのです。(苦笑)ちんぷんかんぷんなのですが~~(笑)

 

ダイニングのテーブルでは娘と私が向かい合って黙々とそれぞれの戦いをしている。

娘のアウトプットが始まると私は手を止め、集中して聞く。でもそれは苦痛ではなく娘の頑張りに、それくらいしかしてあげられないのでまあ、喜んで聞いてました。(笑)

 

そんな日々が当たり前になり、そして、あと2週間でセンター試験とわかった瞬間から娘は大変なことになってしまいます。

 

ハッと気付くと泣いています。震えています。

プレッシャーが半端なく娘を追い詰めているのです。

話を聞こうにも首を振るだけ。。

私が思いつく限りの泣く理由を探して、娘が首を縦に振ったものを私なりに考え、娘を楽にする言葉を選び、なんとか治める・・・

 

そんなことが一日一回だったものがセンター試験一週間前になると何回もそれこそ発作のように襲ってくる。

治まった後は、色々話をしてくれるのですが、仕事の人間関係での悩みも抱えていた私には暗い暗~い長~いトンネルの中にいるようでした。

 

娘も私もクタクタで迎えたセンター試験当日、普段なにかと「車で送って~」と言う娘に「電車で自分で行け」と厳しい旦那も「車で試験会場の送り迎えするわ」って優しく娘に言った場面、私は一生忘れないと思います。

まあ、娘の反応はそっけなかったのですが(笑)センター試験の事で頭がいっぱいでしょうから。

 

無事に2日間の試験を終え、晴々とするのかと思いきや、今度は「マークミスしてないかな」という心配で押しつぶされそうになる娘。

 

私学の大学受験を、センター利用しているので、その大学の合否でマークミスをしたかどうかを知るしかない。その発表まで2週間あるやーん!長い~~~

 

もうその間と言ったら、まだまだ暗いトンネルの先が見えない。

毎日毎日、発作のように泣いて叫んで、本当に大変でした。

センター試験前よりも大変でした。

 

そして、その日は来るんです。

私学の発表の日が。

 

速達で届いた封筒には見事合格通知が入っていました!!!!

それがマークミスが無かったという証です。

 

娘と抱き合って泣きました~今度はうれし涙です!うー(泣)

 

その日から娘は元の娘に戻りました。ほんとに良かった~~

 

そして本命の志望大学に向けて勉強を再開しました。

やっと長い暗いトンネルの出口の光が見えてきたように思います。

 

私は娘と二人の旅行気分(あ、内緒笑)で前乗りした本命の大学受験はまたまた「時間無かった。全部書いたけど」と、娘は泣きながら帰った。私は発表までまたあの日々に戻るのかと心配でした。でもまあ娘は後期の小論文の試験の勉強をするため毎日学校へ行って、友達と会って、思ったよりは元気に過ごしていました。

 

迎えた卒業式、クラスのほとんどがまだ受験真っ只中であり、感動したくてもそんな空気ではなかったですね、とても残念でしたが(苦笑)

 

そして3月8日。運命の発表の日、いつものように学校へ行った娘。

私は仕事も手につかない始末。

 

なぜか担任の先生から電話があり、何かあったのかとびっくりしたら、「おめでとうございます、合格でしたよ!!娘さんと変わりますね」と。

娘の喜ぶ声が電話から聞こえて私はそばにいた同僚のみんなに報告して泣きました~~

 

やっと、ほんとうにやっと長い戦いから解放され、出口が見えないトンネルから眩しい外へパーン!と飛び出した瞬間でした!

 

がんばってきたことが最高の形でむくわれたことが何よりです。

すごくがんばったね。

 

ツイッターでも度々呟いていたので、アドバイスや応援や励ましやいいねを頂いたり、お祝いの言葉を頂き本当にありがとうございます。

 

これから受験への時間が始まる方もおられると思いますが、心より応援しています!

 

双子の相方の息子は、秋に既に専門学校への進路を決めており、遊びやバイトを楽しく満喫してます。

 

この長かった戦いを記しておきたくて記事にしました。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!